サイクロカートグラフィー
ラインは動きません。動くのはその帯電です。どれがいつ生きているか、そしてどれだけ続くかを確かめてください。
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サイクロカートグラフィーとは
アストロカートグラフィーは、出生図の各天体がアングルに乗っていた場所——昇っていた、沈んでいた、南中していた、あるいは天底にあった場所——を線で描きます。それらの線は固定です。生まれた瞬間に定まり、八十歳になっても同じ場所にあります。 サイクロカートグラフィーは、静止した地図が担えない唯一のものを加えます。時間です。線を動かすのではなく、いまどの線が圧を受けているかを問うことによって。この問いの答えは週や月の単位で出ます。来年をどこで過ごすか決めようとしている人に必要なのは、その尺度です。
経過天体のラインを地図に描いてもうまくいかない理由
直感的な作り方は、経過天体が今日どこでアングルに乗るかを計算し、その線を描くことです。絵は出てきますが、その絵は役に立ちません。 ラインの位置は恒星時に依存し、恒星時は一日に一周します。つまり経過ラインはどこかに「ある」のではなく、掃いていきます。二十四時間のうちに、経過中の木星のMCラインは地球のあらゆる経度を横切ります。どこにあるかと問えば、正直な答えは「順ぐりに、どこにでも」です。経過ラインが通っているからその都市を選ぶというのは、地球が自転しているからその都市を選ぶということです。 プロ向けのデスクトップ・ソフトはこれを描きますし、それは正しい。利用者がやっていることが違うからです。彼らは特定の行為のために特定の一瞬を選んでいます。来週火曜の14時32分にどこで契約書に署名するかを知りたいなら、経過地図は答えます。来年どこに住むかを知りたいなら、答えられません。
ラインは動かない——動くのはその帯電
タイミングを成立させる支点はここにあります。 あなたの出生の金星ラインは、恒久的にその位置にあります。恒久的でないのは、金星が静かでいることのほうです。経過中の土星があなたの出生金星に合を結ぶと、その配置は数か月にわたって圧を受けます——そしてそこから派生するすべてが同じ圧を受けます。地図上の四本のラインも含めて。 何も動いていません。金星MCラインは以前と同じ経度を通っています。しかしその経過が続くあいだ、そこに立つことは去年とは違う意味を持ちます。そのラインが表すあなたの部分が、いま働きかけを受けているのです。 このページが計算しているのはそれです。出生天体ごとに、火星から外側の経過について今後一年を走査し、それぞれが帯電している期間を報告します。
時間軸の読み方
出生天体ごとに一本のレーンが、今後十二か月にわたって左から右へ伸びます。バーは、その天体が経過を受けている——つまりその天体のラインが生きている——ことを示します。 太いバーは季節です。土星・天王星・海王星・冥王星、数か月かけて何かをかたちづくるほど遅い天体。細いバーは通過です。火星や木星が数週間で横切ります。どちらも使えますが、使いどころが違います。 速い天体は意図的に外してあります。月は二日ほどでチャートのあらゆる点にアスペクトを結び、太陽・水星・金星もそれぞれ数週間で一巡します。これらを含めると全レーンが常時ぬるく灯り、その下にある期間が見えなくなります。それらは天気です。このページが扱うのは季節です。 何もない一年も本物の結果であり、知る価値があります。遅い経過の予定がないという意味であり、それは決断を無理に急がない理由であって、道具の不具合ではありません。
移住や旅の時期を選ぶ
問いは二つ、この順番で。まず「どこ」、次に「いつ」。 先にライン自体を読んでください。木星ラインと土星ラインはまったく別のものを差し出しますし、望まないラインは帯電していても望まないラインのままです。タイミングは配置の意味を変えません。その意味がいま大きな声で鳴っているかどうかを変えるだけです。 そのうえで、テンポを関与の重さに合わせてください。季節——遅い天体が数か月その配置に働きかける期間——は、移住を検討するに値する窓です。数週間の通過は、旅行、訪問、集中して仕事をする一区切りです。三週間の火星の通過に合わせて賃貸契約を結ぶのは、種類の取り違えです。 そしてピークは締切ではありません。最も強い日は経過が正確になる日ですが、窓は期間全体です。早めに入って通して滞在するほうが、こうしたことの実際の生き方に近いはずです。
サイクロカートグラフィー、経過、進行
しばしば混同される、三つの別々の問いです。 経過(トランジット)は「いま自分に何が起きているか」を問います。実際の天体が、外側からチャートを押します。進行(プログレッション)は「自分が何者になりつつあるか」を問い、生まれ持ったチャートを一年一日の割合でほどいていきます。どちらも場所については何も語りません。 サイクロカートグラフィーは、地図を添えた経過です。同じ経過データを取り、もうひとつ問いを重ねます。この出生配置が圧を受けているなら、地上のどこでその配置は声を持つのか。答えはその配置のラインであり、時期を与えるのは経過です。 三つのうち「どこ」と「いつ」を同時に答えるのはこれだけです。そしてそれが、これを実装したソフトウェアがこれほど少ない理由でもあります。