バーテックス計算ツール – あなたのバーテックス星座を調べる
占星術のバーテックス計算ツールが、あなたのバーテックスの星座・正確な度数・室を、真向かいのアンチ・バーテックスとあわせて示します。
出生情報を入力してください
計算するには、出生の日付・時刻・場所をご入力ください
占星術のバーテックスとは
バーテックスとは、黄道がプライム・バーティカルと西側で交わる点です。プライム・バーティカルは、真東から天頂を通って真西へ至る大円のこと。黄道は、太陽が一年をかけてたどるように見える道すじです。二つの大円は必ず二か所で交わり、そのうち西側の交点がバーテックスにあたります。東側の交点はアンチ・バーテックスで、だからこの二つは常に正確に向かい合います。
惑星ではありませんし、天体でもありません。アセンダントや MC と同じく計算によって求める感受点であり、地球上の特定の場所の、特定の一瞬にしか存在しません。占星術ではふつう「出会いの点」として読まれます。段取りして得る出会いではなく向こうからやって来る出会い、そして外側から決まったように感じられる転機に結びつけられる位置です。それを文字どおり受け取るにせよ、時機を語る言い方として受け取るにせよ、土台にある幾何学は厳密です。
バーテックス計算ツールがしているのは、その幾何学をあなたの出生の瞬間について解くことです。計算には MC の赤経、黄道傾斜角、そして地理緯度が要ります。どれも日付だけからは出てきません。出生図の他の要素はそろっていてもバーテックスだけ載っていない無料ツールが多いのは、そのためです。
バーテックス計算ツールのしくみ
バーテックス計算ツールは、出生の日付・時刻・都市をひとつの正確な瞬間に変換し、その瞬間の地方恒星時を求め、プライム・バーティカルが黄道と西側で出会う点を解きます。次にその黄経を星座に置き、度数を示し、あなた自身の出生図のカスプから何室に入るかを割り出します。アンチ・バーテックスは同じ黄経に 180° 足した点なので、バーテックス計算ツールは二つ目をご自分で導かせるのではなく、軸の両端をまとめて返します。
プライム・バーティカルはあなたの地平線で定まるため、答えは時刻と同じくらい緯度にも左右されます。同じ分にリスボンと東京で生まれた二人は、異なるバーテックス星座を持ちます。また地球が回っているので、バーテックスはアセンダントと同じ速さで動きます。ひとつの星座にとどまるのはせいぜい二時間ほどです。時刻を時間単位に丸めても太陽星座なら足りることが多いのですが、ここでは足りません。
バーテックスが六つの室にしか入らない理由
どの出生図の出力も教えてくれないことがあります。バーテックスが入りうるのは第 4 室から第 9 室までだけで、十二室のうち六つは幾何学的に到達できません。南北両半球と一日のすべての時間帯にわたる 81,984 枚の出生図で測ったところ、第 1・2・3・10・11・12 室はきっかり一度も現れませんでした。
理由は定義にあります。バーテックスは西側の交点ですから、必ず出生図の西半分に落ちます。そしてその西半分が第 4 室から第 9 室なのです。第 11 室にバーテックスを置く読み解きを見かけたなら、そのソフトが別の流儀をとっているか、誤っているかのどちらかです。4 から 9 の範囲外の室を返すバーテックス計算ツールは、めずらしい出生図だと告げているのではなく、入力に問題があると告げています。
バーテックスとディセンダント ──「第三の感受点」という通説
占星術の文献はバーテックスを補助的ディセンダント、あるいは出生図の第三の感受点と呼びがちで、二点が近くにあるかのような印象を与えます。実際は近くありません。同じ 81,984 枚の出生図で、バーテックスはディセンダントから平均 40.3° 離れています。平均して星座ひとつぶん以上の隔たりです。
両者が 30° 以内に収まる出生図は 30.4% にすぎず、隔たりは最大 90° に達します。同じ半分を共有し、主題を共有する。似ているのはそこまでです。両者を同じものとして扱うことはバーテックスの読み解きで最も多い誤りであり、このバーテックス計算ツールが推測に委ねず実際の距離を結果の隣に印字しているのはそのためです。
シナストリーにおけるバーテックス
バーテックスがその評判を得ているのは、単独の出生図よりもむしろ二人の出生図を比べる場面です。相手の太陽・月・金星・アセンダントが数度以内であなたのバーテックスに重なるとき、占星術ではそれを、求めずして訪れ進路を変える関係のもっとも強い印のひとつと読みます。アンチ・バーテックスは反対側から同じようにはたらきます。
ここで星座より正確な度数のほうが重みを持つのも、そのためです。3 度ずれた接触と正確な接触では読みが変わりますし、30 分ずれた出生時刻はアスペクトを丸ごと消してしまうほど点を動かしかねません。二つの出生図それぞれでバーテックス計算ツールを走らせ、双方の度数を控え、星座名ではなくその度数を比べてください。
このバーテックス計算ツールの使い方
- 出生の日付、分かる範囲でできるだけ正確な時刻、そして出生都市を入力してください。緯度が答えを変えるため、バーテックス計算ツールは国ではなく都市を必要とします。
- 軸を読みます。バーテックスが左、アンチ・バーテックスがその向かいに立ち、どちらも星座・正確な度数・室を持ちます。
- バーテックスを第二のディセンダントとして読む前に、下に示されるディセンダントからの距離を確かめてください。ほとんどの出生図では、近くもありません。
12 星座を巡るバーテックス
牡羊座のバーテックスは、決定的な出会いを「動き出し」を通して連れてきます。すでに動いているところへ誰かが現れ、はじめから速度がついています。漂流ではなく決断から始まる縁です。
牡牛座のバーテックスは、日常と身体を通して人を引き寄せます。ともにする仕事、ともにする食事、ひとつの場所。転回はゆっくりで、そして続きます。振り返るまでは劇的なところが何もありません。
双子座のバーテックスは、言葉を通して出会いを運びます。会話、メッセージ、誰も予定していなかった紹介。多くは横合いから、第三者や通りすがりのやり取りを介して起こります。
蟹座のバーテックスは、家庭・家族・世話を通して人を引き寄せます。決定的な接触は、いちばん身構えていないときに訪れ、何をするかよりも「属するとはどういうことか」を作り変えます。
獅子座のバーテックスは、見られることを通して出会いを運びます。何かをしている姿を見られる。そこが蝶番です。こうした縁は人前で始まることが多く、どちらも意図しなかった舞台の気配を帯びます。
乙女座のバーテックスは、役に立つことを通してはたらきます。必要とされること、何かを片づけること、任務のために現れること。出会いはめったに前触れを持たず、日々の形が変わったと気づくまで積み重なります。
天秤座のバーテックスは十二のなかで最も字義どおりです。決定的な接触はパートナーシップとして現れます。出会いは最初の一分から相互的に感じられ、引力は激しさよりも均衡へ向かいます。
蠍座のバーテックスは、すぐに深くなり、軽いままで終わることのまれな出会いを運びます。何かが早くから露わになります。会ったことのない誰かを見覚えている、と語られる類の縁です。
射手座のバーテックスは、距離・旅・学び・信条を通して人を連れてきます。出会いは家から離れた場所で起こることが多く、あるいは、突然交わるまで自分の世界と重ならなかった相手と起こります。
山羊座のバーテックスは、構造と時間を通してはたらきます。組織、役割、長い企て。接触はあらたまった場で結ばれ、双方の予想よりずっと後になって個人的なものになります。
水瓶座のバーテックスは、集団・大義・つながりを通して出会いを運びます。特定の一人を介してではなく共同体を介して知り合う、という描写がいちばん当てはまる配置です。
魚座のバーテックスは、輪郭の溶けた何かを通して出会いを運びます。分かち合った感情、ひとつの芸術、病院、漂うように過ぎた時期。あとから経緯をたどり直すのは、たいてい困難です。
バーテックスが入りうる六つの室
第 4 室のバーテックスは、転回点を家庭と家族、そして自分が土台とみなすものに置きます。意味を持つ出会いは、仕事や公の舞台ではなく、家庭・故郷・私生活を通して訪れます。
もっとも多い配置です。第 5 室のバーテックスは、決定的な出会いを恋愛・遊び・創作の領域に置きます。それ自体のために行うことの室であり、義務を通してではなくそこへ接触が訪れる傾向があります。
第 6 室のバーテックスは、日々の仕事・習慣・奉仕にそれを位置づけます。やがて別の何かになる同僚であり、何か月ものあいだ二人とも単にそこにいた、というだけで起こる出会いです。
第 7 室のバーテックス。誰もが予想する配置ですが、六つのうちのひとつにすぎません。ここではバーテックスがパートナーシップの室そのものに落ち、決定的な出会いは明白な一対一の絆として現れます。
もっとも多い配置と同率です。第 8 室のバーテックスは、転回を共有された資源・親密さ・取り消しのきかないものに置きます。ここでの出会いは人生に何かを付け加えるのではなく、その条件を変えます。
第 9 室のバーテックスは、旅・学び・信条にそれを位置づけます。出会いは日常の世界の外から訪れます。国外で、講座で、あるいは一年前には持っていなかった確信を通して。